義母の旅立ち
95歳になる義母が、黄泉の国へと旅立って
いきました。
義弟の「最後まで家で介護をして、看とって
あげたい」という温かい気持ちに包まれて、
日々を過ごした義母。
40年も住んでいた自分の家で、家族に
見守られて、最期を迎えられた義母は、
本当に幸せだったと思います。
義母は50代のとき、嫁いだばかりの娘が出産時に他界しているので、
大変つらく悲しい思いをし、体調を崩した事もありました。
また、7年前は、息子にも先立たれました。
このときは、義母への思いから、知らせなかったので、義母は
息子の死を知らずに旅立って逝きました。
今頃、天国での再会に、きっとびっくりしていることでしょう。
義母は、若いころ大病をしたそうですが、1年ぐらい前まで、
言動もしっかりしていました。
ここ1年ぐらいは、よる年波には勝てず、最後は寝たきり
状態になってしまいましたが、介護する義妹のおかげで、
家で過ごすことができました。
義妹は、本当に大変だったと思います。
介護は、「聞く」と「する」では大違いですから、、、。
自分の時間なんて、ほとんど取れない状態だったと思います。
24時間、献身的に義母に尽くした義妹に、感謝、感謝です。
4月に実母を、6月に義母と1年間に2人の母がこの世を去って
いってしまいました。
桜と紫陽花の季節に、、、、。
さびしさも一入です。
写真の白の紫陽花は、一昨年鉢植えで購入したものです。
地植えにしたら、こんなに大きくなりました。花期が長く、手前に
映っている大きい花は、咲いてから20日ぐらいになります。
かなり長く楽しめそうです。
来年の義母の命日には、私の育てたこの紫陽花を仏前に供えて
やりたいと思っています。
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