思い出した言葉 ≪残心≫
先日、先輩の元同僚の方を訪ね、懐かしいお話を
たくさんして楽しい時間をすごしてきました。
その帰り、思い出した言葉があります。
それは、≪残心≫という言葉です。
その方は、私が帰るとき、門を出て私の車が見えなくなるまで、
高齢の身でありながら、この寒空に立たれて、見送ってくださいました。
100メートルぐらいもあったでしょうか。
バックミラーに写るお姿を見て、「じぃ~ん」と胸に
迫るものがありました。
私は、その時思い出したのが、≪残心≫という言葉でした。
ー以下は、その「残心」という言葉に出会ったとき書いた
ブログです。(2010・2・6)ー
雑誌「いきいき・2007年7月号」に載っていた文章です。
動きに移るのではなく、相手の存在を
心にとめて、間をおくことをいいます。
たとえば、玄関でお客様を見送ったとき、
すぐにドアをパタンと閉めては、お客さまに
とって後味の悪いものになります。
見えなくなるまで見送り、相手に対する心を残します。
最後まで相手を思いやる心が大切なのです。ー
私は、雑誌や新聞を読んで、心に留めておきたい記事を、
切り取ってスクラップブックにしています。
先日、これらのスクラップブックを繰っていたら、
「残心」と大きく書かれた文字が、再び目に留まりました。
暫く前に読んだので、忘れかけていましたが、何度読んでも
いい文章です。
いつも心に留めておかねばとあらためて思いました。
今日は冬至
今日は、「冬至」だそうですが、今朝のテレビを見て、
「今日の冬至は、いつもの冬至と違う」と知りました。
今日の冬至は、旧暦の11月1日(朔日)と冬至が重なるので、
「朔旦冬至」というのだそうです。
初めて知りました。
次回「朔旦冬至」は、38年後だそうです。
各季節ごとの「雨」の呼び名
11月ごろ、テレビの天気予報をみて、「各季節ごとの雨の呼び名」が
いろいろあることを知りました。
・ 秋から冬に降る雨・・・・・・ さざんか梅雨
・ 冬から春 ・・・・・ 菜種梅雨
・ 春から夏 ・・・・・ 梅雨
・ 夏から秋 ・・・・・ 秋霖
上3つは、その季節の植物を「雨」とあわせて呼んでいることは、
うなづけますが、 「秋霖」の「霖」は、どんな意味か
わからなかったので、調べてみて知りました。
長雨のことを「霖雨」というのだそうです。
「ミーレー展」鑑賞
フランスの画家「ミレー生誕200年」を記念して、
「ミレーの展覧会」に行ってきました。
パンフレットによれば、ミレーは、
「農民画の世界を生み出した
画家」といわれ、家族や近しい人たち、
大地や自然、そこに根ざして生きる人々や動物など、
自らが愛情と共感を寄せたものたちへをモチーフとし、
暖かさと尊厳を備えた作品を描いたとのことです。
ミレーの絵画から、これらの解説が伝わってくるように
感じました。
生まれた9人の子供たちを描いたの絵が
とても心に染み入りました。
今回、有名な「落穂拾い」をはじめとした、
たくさんの「ミレーの絵画」に直に触れることができ、
「至福の時間」をすごしてきました。
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