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南極観測船 「しらせ」見学  5  「南極の魚」

Cimg6825_3 極寒の南極の海でも魚が生きていること」、

今回の「しらせ」に展示されている

標本を見て、初めてわかりました。

南極の魚について調べてみると、

ふつう海に住む魚、「ー0.8℃」になると

凍るそうです「南極にすむ魚」は

Cimg6822 「水温がー2~3℃」にもなるのに凍らずに

暮らしているそうです。

南極の魚の80%は「ノトセニア科」に属する魚で、

南極の海にだけ生息しているのだそうです。

ノトセニア科の魚は「不凍タンパク質」

いう物質をもっており、これには、「水を凍らせないようにする性質」

あるのだそうです。

なので、南極の魚は、極寒の海でも特殊な体液をもつことで、

身体が凍らずに生きているとのことです。

でもこれは海の中だけで、海から釣りあげたとたん、

カチンコチンの「冷凍魚に」}!!

Cimg6824 -2℃の海の中では凍らずにいた魚も、

さすがに-10℃や-20℃の空気中では

凍ってしまう」というからびっくりです。

一番下の写真は、吸盤が腕に一列しかない

「ミナミイチレツダコ」という魚で、南極にだけすんでいるんだそうです。

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