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「佐渡が島」紀行  10  「佐渡奉行所跡」見学

2013_0617_092241cimg6560 1601年の「佐渡金山の開山」に伴い、佐渡は、

幕府の直轄地となって「相川」に「奉行所」が

置かれたそうです。その後、何度か焼失した

そうですが、平成13年から江戸時代と

同じ材料を使って復元工事が行われたとのことです。

「奉行所」とは、「市役所と裁判所をあわせもったところ」

いうそうですが、佐渡奉行所が他の奉行所と違うところは、

「小判を作る工場をあわせもっていたこと」だそうです。

この地に奉行所が建てられたのは、

① この上の金山でたくさんの金が採れたこと。

② 海が近く、物資の出し入れが便利だったこと。

③ 周りが崖に囲まれて、敵に攻められにくかったこと。

からだそうです。

102人の奉行がかわるがわる任命されて佐渡に

渡ったそうですが、待遇は全国の奉行所でもトップクラスで、

偉くなって本州に戻る出世コースだったそうです。2013_0617_084557cimg6544

時代劇でおなじみのお白州」も建物の中に

ありました。

英語で「むしろ」というのはそのまま使うのかなと

思いましたら、≪straw mat》となっていました。

2013_0617_091111cimg6555 2013_0617_091522cimg6558 建物の中には、

金採掘に関する道具や

金の精錬が体験できる

「勝場(せりば)というところも

ありました。

写真の字が書いてある袋に鉱石を入れて運んできたのだ

そうです。

時代劇ではよく見る「奉行所」ですが、実際に見学して

いろいろなことが分かり、勉強になりました。

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