« 鰺の緑茶干し | トップページ | 佐渡島紀行  8 「無名異焼き」 »

佐渡が島紀行  7 「佐渡歴史伝説資料館」見学

「佐渡歴史伝説資料館」は、「佐渡が島」に ゆかりのある

「順徳天皇」や「世阿弥」、「日蓮」などの歴史上の人物や伝説を

等身大の動く人形で紹介している資料館です。

この数々の人形の目の動きや手足の動作の

一つ一つが、とてもリアルにできているのには、感心すること

しきりでした。

2013_0616_131659cimg6493 特に「世阿弥の雨乞いの舞い」の場面では、

顔につけてあるお面を後ろ向きになったと

思った瞬間、あっという間に変わるはやわざ。

そのハイテクには、超ビックリでした。(左写真2枚)

この世阿弥」は、足利義政に疎まれ、72歳という

2013_0616_131732cimg6494齢で、佐渡に配流されたそうですが、

76歳で戻され、80歳で生涯を終えたそうです。、

「鎌倉幕府打倒の謀議「承久の乱」に破れ、

24歳の若さで佐渡へと配流された順徳天皇」。

その後、ずっと島に住み、46歳で崩御されたそうです。

      「思いきや 雲の上をば 余所に見て

                  真野の入り江にて 朽ち果てむとは」

これは、順徳天皇の辞世の歌だそうです。

46歳という若さで、島から出ることなく崩御された順徳天皇の

心情を思うと、、、、胸が痛みます。

2013_0616_131104cimg6492そして、鎌倉幕府に弾圧され、50歳で佐渡へと

配流された日蓮聖人」。

写真左は、ひたすら題目を唱えたところ、

雷光の軌跡で、難を免れたという場面だそうで、

この翌日、佐渡へ流罪になったのだそうです。

でも、3年後赦免になり、鎌倉へ戻ってまた布教活動を再開したと

いうことです。

この資料館を見学して、佐渡は遠流された多くの貴族や文化人たちに

より、多種多様な文化、芸能が育った島ということを知ることができました。

2013_0616_133846cimg6507_2 土産販売コーナーでは、北朝鮮拉致被害者、

曽我ひとみさんのご主人

チャールズ・ジェンキンスさん」にお会いすることが

できました。

|

« 鰺の緑茶干し | トップページ | 佐渡島紀行  8 「無名異焼き」 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 佐渡が島紀行  7 「佐渡歴史伝説資料館」見学:

« 鰺の緑茶干し | トップページ | 佐渡島紀行  8 「無名異焼き」 »