観光バスに乗って ② 「クロソイド曲線」の道路
私は、毎年、紅葉の時期になると、宮城蔵王の「エコーライン」に
自分で車を運転して行って眺めてきます。
この約35㌔ある「エコーライン」は、頂上に着くまでかなりカーブの多い道
ですが、その割に運転が大変だとは思いませんでした。
今回参加したバス旅行のガイドさんの説明から、その理由が
分かりました。
それは、このエコーラインの道路は、「クロソイド工法」というものに
よって作られているので、カーブの曲線が緩和されているとのことです。
確かに自分で運転してみて納得です。
この「クロソイド曲線」で、カーブから反対車線にはみ出したりするのを
防いでいるのだと知りました。
クロソイド度曲線とは、「道路辞典」によると、
道路の直線部から円曲線に移る場合、カーブの半径が
徐々に変わるような曲線を入れると、ドライバーに与える衝撃を
防げる。この曲線は、この衝撃を緩和するというところから、
「緩和曲線」とよばれる。
距離に反比例して半径が小さくなるという渦巻状の曲線である。
まったく知らなかったエコーラインの道路の作り方を、今回バスガイドさんから
教えてもらい、またひとつ勉強しました。
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