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「畳」のうんちく 2  畳の敷き方

畳の敷き方にはその昔、「祝儀用の敷き方」と「不祝儀用の敷き方」

二通りあったそうです。
祝儀用の敷き方
     現在一般的に敷かれている畳の敷き方が祝儀用の

    敷き方だそうで、4枚の畳の角が一か所に集まらないように

    敷くということです。

    畳と畳が合わさる角が十字になるのは、縁起が悪いので、

    十字にならないように敷くのがこの敷き方だそうです。
    また、床の間の前は、平行に敷くことが基本になって
    いるとのことです。 

不祝儀用の敷き方 

         畳の角を十字になるようにし、同じ方向に畳を敷く敷き方で、昔は

    葬儀の時にこのように敷き換えたそうです。

    現在は、寺院や和室の大広間などを持っているところは

    不祝儀敷きになっているそうです。

そして、敷き方に共通していえることは、入り口に対しての敷き方で、

出入り口に対して横になるように畳を敷くのだそうです。

こうすると、畳の目の方向と足を運ぶ方向が同じになるので、

足の運びもスムーズになり、、畳も傷みづらくなり長持ちするから

なんだそうです。

先人の人達は、いろいろ考えて畳を敷いていたんですね。

調べてみて、感心することしきりでした。

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