「津軽三味線」のコンサートを聴く
「寂空さん」(じゃっくさん)という方の
コンサートを聴きました。
この方は、神奈川県平塚市の方で、
宮城県東松島市まで「原付バイク」に乗ってきたと聞き、それだけで
びっくりしましたが、これから、青森まで行くと聞き、さらにびっくりして
しまいました。いったいどれぐらいの距離を走られるのでしょうか。
寂空さんは、5月3日、4日に行われる「全国津軽三味線コンクール、
A級の部」に参加されるのだそうです。
その行く途中、昨年もボランティアで訪れた「東松島市」に
立ち寄って下さったのだそうです。
私は、一昨年友達と津軽を訪れた時、津軽三味線の
生演奏を聴いて以来のことだったので、大変楽しみにしていました。
全身に響き渡る津軽三味線の素晴らしい音色、心が洗われた
思いでした。
そして、激しく動く指の動き、ばちさばきを間近に見て、その凄さに
あらためて感心させられました。
また、今回、寂空さんのお話から、わかったことがあります。
一つは、津軽三味線の演奏は「弾く」ではなく、「叩く」ということ、
もうひとつ、津軽三味線は、ねこの皮でなく、「犬の皮で
できている」ということを知りました。
あの激しく叩く演奏は、ねこの皮では、弱いのだそうです。
そして、その皮の見分け方、三味線の真中に黒い4つの
点々があればねこのおっぱいの部分なので、ねこの皮との
ことです。
また、「津軽じょんがら節」は、奏者がアレンジしなければ
ならない、オリジナルでなければならない歌なので、100人いれば
100通りになるのだそうです。
昨日のライブを聴いて、「津軽三味線について」また少し物知りに
なりました。
寂空さんの「津軽三味線の全国大会」でのご健闘をお祈りしています。
そして、また東松島市でお会いできるのを楽しみにしています。
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