「金子みすゞ展」見学
「 金子みすゞは、26歳でこの世を去るまで512編もの詩を
遺しているそうですが、何度読んでも、どれを読んでも
胸に迫るものがあり、温かい気持ちになれます。
彼女の故郷、山口県長門市に金子みすゞ記念館が
あるそうですが、彼女のみつめた風景を、私もぜひ一度
見学してみたいと思っています。 」
みすずの詩集「私と小鳥とすずと」を
紹介した時のものです。
みすゞの故郷へ行ってみることは、まだ
実現していませんが、3月の初め、仙台三越で「金子みすゞ展」が
あると知り、とっても心待ちにしていました。
昨年の震災後、かなり長い期間テレビのCMで
流れたので、「みすゞファン」はさらに増えたようで、
会場は多くの人でにぎわっていました。
「みすゞ」の直筆の手紙や手帳に書いた詩、
そして、「みすゞ」を愛する63名の著名人
メッセージなど、心ゆくまで見学することができ、
ほっこり温かい気持ちになって帰ってきました。
詩を書いていた手帳は、もう黄色に
変色していますが、書かれていた字や行間から、
「みすゞ」の想いが滲み出ているように思いました。
このはがき、部屋に飾って、今も「みすゞの世界」に浸っています。
「干し蕨」の煮物 2
大量に採ってきた 蕨。
ご近所さんや知人友人におすそ分けし、
残った分を冷凍にしたり、塩蔵にしたりしましたが、
中でも、長持ちさせたいとたくさん作ったのが、乾燥蕨でした。
からからに干した蕨は、元の太さの10分の1ぐらいの細さになるのには、
びっくりでした。
干し蕨を最初に戻した時、3日ぐらい水を変えながらうるかして、
そのあと煮物にしました。
しかし、かなり太くなりましたが、食べては、しなっこくて歯に挟まってとても
食べにくいものでした。
今回は、水でうるかした後、3回煮たてそのまま冷ましました。
このやり方が功を奏し、あの針金のような蕨とは、思えないほど、
やわらかくてふんわりとした、「ぜんまい」のようなおいしい蕨になりました。
今回、乾燥させた蕨は、3回ぐらい煮たてるとおいしくなることを知りました。
乾燥しておけば、かさばらないので保存にもgoodです。
「感動」をありがとう!! 石巻工業高校の宣誓
《 胸を張り 「諦めない」 》
《 被災地の思い 全国に伝える 》
《 感動、地元の誇り 》
これは、選抜高校野球大会て石巻工業高校が宣誓を行った
翌日の「河北新報」の見出しです。
あの感動的な宣誓を聞いてから今日で5日目。
今なお、あの感動が胸に残っています。
中に今も出てくるのが、あの宣誓のことです。
私も、暗唱するほど新聞に載った宣誓文を
何度も何度も読み返しました。
38分の1を見事に引き当てた阿部翔人主将。
内容はもちろん、力強く宣誓する姿に、被災地に住む私たちは、
もらいました。
「感動をありがとう !!} です。
新聞に載った宣誓文、切り取って、今も時々
読み返しています。
「畳のへり」を使って「畳台」作り
私は、これまで「畳のへりを使って」、花や飾り物を置く「畳台」を
ものすごい数作っています。
今では、すっかり私の得意分野になりました。
いろいろな畳のへりの切れ端をまたたくさん
いただきました。
色や模様で感じが違う畳台になるので、
出来上がりを楽しみにして、いつも作っています。
作ってみたら、とてもおしゃれな感じになりました。
畳台の作り方は、2008・5・20のブログで紹介して
います。
またたくさん作ってみんなにプレゼントしたいと思っています。
畳のへりは、「へりでバックを作ること」がはやっているので、
手芸店でも売られています。
「畳のへり」を選ぶ時
「部屋の畳」も一部新しいものに換えました。
その時、「畳のへり」のなんと種類の多いことか、
見本帳(へりの大きさ、縦横3cmぐらい))を
何度も何度も見て選んだのが、写真の「畳のへり」でした。
いうことで選んでみました。
ところが、見本帳で見たのと畳にしたのでは、
全然違う感じだったんです。
新しい畳が緑色っぽいので「、緑色のへりでないほうがよかったこと」、
そして、「模様が細か過ぎたこと」など、畳にしてみて、わかりました。
こちらは気に入っています。
今度畳を換える時は、畳屋さんから「畳の切れ端」を
借りて実際に畳に添えてみて選ぶといいと思いました。
「リボン結び器」を作る 1
その「リボン結び」が
簡単に早くできる器具を考えてみました。
厚さ2,5cm、長さ5cmほどの角材に、電動きりで
穴を2箇所、底まであけ、そこへボンドを詰めて、
竹串を差し込んだ簡単なものです。
でも、ここへたどり着くまで大変でした。
まず、この角材を曲がらずにのこぎりで切ること、リボン結び用にと
長いくぎを打ってみたら、角材にひびが入って二つに割れてしまった
ことなど、、、出来上がったのを見ると、簡単なものですが、、、、。
今は、できあがった器具で、姫だるま用のリボンを一気にたくさん作り、
悦に入っているところです。
手で作るより出来上がりもきれいです。
友達にもあげたら、大変喜ばれました。
合唱曲 ≪あすという日が≫
《 あすという日が 》 作詞:山本瓔子 作曲:八木澤教司
大空を見上げてごらん
あの枝を見上げてごらん
青空に手をのばす 細い枝
大きな木の実をささえてる
今生きていること
一生懸命に生きること
なんてなんて すばらしい
あすという日があるかぎり
幸せを信じて
あすという日があるかぎり
幸せを信じて
あの道をみつめてごらん
あの草をみつめてごらん
ふまれても なおのびる道の草
ふまれたあとから芽吹いてる
今生きていること
一生懸命に生きること
なんてなんて すばらしい
あすという日がくるかぎり
幸せを信じて
あすという日がくるかぎり
幸せを信じて
この曲は、仙台市立八軒中学校吹奏楽合唱部が
「声楽アンサンブルコンテスト」全国大会で歌うはずだった曲だそうですが、
大震災があったため中止になり、歌うことができませんでした。
震災後、避難所などを訪問して歌っているということがテレビで
話題になり、各地の卒業式でも歌われたそうです。
歌声も歌詞も素晴らしく、被災地にあって、勇気をくれた歌です。
応援歌です。
八軒中合唱部の男女のハーモニーは何とも素晴らしく、ジーンと
胸に迫るものがあり、私は今も「You Tube」で聴いています。
「石巻工業高校」横断幕の言葉
「諦めない街・石巻!! その力に俺たちはなる!!」
夏の高校野球宮城県大会で、石巻工業高校の球児たちが
この言葉を書いた横断幕を持って、堂々と入場しました。
次世代を担う若者のなんと頼もしい言葉でしょうか。
被災地にあって、なんと励みになる言葉でしょうか。
これを見た私たち大人は、一歩も二歩も前進できそうです。
まだまだ被災地は、復興までの道のりは遠いですが、こういう頼もしい
若者がたくさんいる石巻、いえ東日本は、「絶対、必ず、復興する」と
思いました。
いよいよ明日から、選抜高校野球が始まります。
この大会に、初出場する石巻工業高校。
大会中は、この言葉の横断幕が掲げられると思います。
また、石巻工業高校は、「選手宣誓」のくじも引き当てた」と
いうのですから、本当に驚きました。
38分の1をひきあてたのですから、、、。
石巻工業高校も被災し、押し寄せた津波は、深いところで1,7㍍も
あったそうで、グランドはもちろん、野球用具なども使用できず、長い間
練習ができなかったそうです。
そして、部員の7割の家も被災していると聞きました。
本当につらかったと思いますが、いろいろな困難を乗り越えての
底力、石巻魂を甲子園で、全国の皆さんに魅せてほしいと思います。
コミック「天国のママ」へ
それは、なんと厚さ4,5cmのシルキー3月号増刊
「感動ストリイー」、「大震災を乗り越えて」と
いう実話作品特集でした。
その最初に描かれていた「天国のママへ」というコミックは、
津波で亡くなったお母さんは、私が石巻市内に
勤務していた中学校の教え子でした。
小学校3年生の真奈美ちゃんを育てるために、
昼、夜一生懸命働いていたという頑張り屋だった教え子!!
3月11日、職場のあった女川で、あの津波に流されてしまったというのです。
真奈美ちゃんは、お母さんと一緒に石巻の川開き祭りに「太鼓の部」
に参加しようと楽しみにして練習に励んでいたそうですが、
その願いは、津波によって打ち砕かれてしまいました。
でも、真奈美ちゃんは、お母さん亡き後もけなげに練習を続け、
川開き祭り当日には、「ママに聞こえるように」と天国に向かって
力強く太鼓を叩いたということです。
天国のママにもきっと聞こえたことでしょうね。
私にも、笑顔で、わが子の活躍を見守っている教え子の顔が浮かんで
きました。
真奈美ちゃんを残して逝くこと、、教え子は、どんなに無念だった
ことでしょう。
教え子の胸中を思うと、いたたまれない気持ちです。
今、おばあちゃんと元気に暮らしているという真奈美ちゃん、
お母さんの分まで幸せになってほしいと願っています。
なお、このお話は、テレビでも紹介されました。
、
「数の多い吊るし飾り」の輪への提げ方
一つの吊るし飾りにし、会場をいろいろ変えて
展示しているとのこと、この時の持ち運びの
ことを考えて、吊るし飾りを提げていることを知りました。
私も吊るし飾りの輪を作ったとき、取り外しが簡単にできる、
もその金具をつけていました。
そして、一本ごとに袋に入れて、持ち運びをして
いるそうです。
私も、輪につけたまま畳んで持ち運びをし、こんがらかって
大変な思いをしたことがあります。
また、提げている輪は、アルミとのことなので、重さでゆがむことも
ないと思いました。
被災地の復興と幸せを願って、宮城県の各地に展示してくださっている
福幸だるま。
そのご労苦に頭が下がります。
「福幸だるま」(姫だるま)の作り方
東日本大震災からの復興、「七転び八起き」
そして、被災した人達の
幸せを願って作る「福幸だるま」。
体験教室で教えていただいた作り方を
紹介します。
顔 直径4.5~5cmの白い布
綿 リボン、赤と黒の糸 ほほ紅
キルト芯
作り方
切れ目をカッターで入れます。
(布の返し口です)
2、写真のように布は中表に合わせ、
一番下にキルト芯を置き、周りを縫います。
4、上の紙に記した番号の順に、3箇所
縫い合わせ、底の方に綿を入れます。
(首の部分から底に入れてやります。)
5、顔の布を丸く縫い、中に綿を入れ閉じます。
顔を作ります。
(目の上にも赤い糸でちょっと色刺しをします)
7、顔の部分をボンドで胴体につけます。
8、最後に胸にリボンをつけて完成です。
また、型紙の番号順に4箇所を縫い合わせると、上のように
どっしりとしただるまさんになることもわかりました。
顔の向きや底布の折り方を三角形にしても可愛いようです
楽しいですね。
※ このあとの4/16~のブログで福幸だるま
(姫だるま)について、作り方を詳しく載せて
いますので、作る方はそちらを御覧ください。
-
2012・「つるし雛教室」の展示発表を見学
教室の発表会が、初めて私の住んでいる
「東松島市」で開催されました。
しかも、会場がすぐ近くだったので、
この時とばかり、何日も通って見学、至福のひと時を過ごしました。
出来栄えには、何回観ても感歎させられました。
参考にしたい作品もたくさんありました。
また、今年は、各地で多くの人が作ったという
「福幸ダルマ」1.000個も4つの大きな輪に吊るして飾られ、とても見事でした。
日本一のつるし飾りを目指してここ被災地で作られているのだそうです。
教えていただき、協力してきました。(写真 左)
作り方を覚えたので、家でも作ってこれからも
協力しようと思っています。
なお、つるし飾りの吊るしている赤い糸は、吊るし飾りを
作品、紫の糸は、
作品だそうです。
※ 明日のブログに、「福幸ダルマ」の
作り方を載せますので、ご協力いただけたら、うれしいです。
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「火力発電所」
火力発電所の運転再開ということをよく耳にするようになり、
これまで考えたこともなかった「発電」について、関心をもつように
なりました。
東北地方にも、自社火力、企業グループの
火力の発電所がこんなにもあるという
ことを初めて知りました。
火力発電とは、石炭、石油、天然ガスなどを燃料とし、
それらを 燃やしてお湯を沸かし、その蒸気の力で蒸気タービンを
回転させて、電力を発生させるのだそうで、蒸気機関車の原理と
同じということも分かりました。
私たちが今使っているくらいの電力の量を、この火力発電で
まかなうとしたら、それはそれは、大変な燃料の量を必要とし、
有限な燃料を考えると、これもまた問題だなと思いました。
太陽光を利用した発電も近頃話題になっていますが、
普及するまでには、まだまだ時間がかかりそうでし、、、。
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