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私の好きな風景 23 「2011 宮城蔵王エコーライン」」

2011_1018_205737cimg4297  NHKのローカルニュースで、「宮城蔵王の

美しい紅葉」を見た私は、思わず、静止画にして、

写真を撮ってしまいました。

空からの映像は、素晴らしいですね。

翌日、私もさっそく友達を誘って、お釜のある宮城蔵王まで行ってきました。

私の住んでいる東松島からの往復走行距離238.2㌔。゛

震災後、こんなに長い距離を運転したのは、初めてのことです。

運転しながら、3月の大地震時、運転中だった時の怖さが

思い出され、地震が来ないことを祈りながら走りました。

行く途中、ところどころ渋滞はしていましたが、エコーライン(約18㌔)に

入ってからは、道路のあちこちで、補修工事か行われ、三階の滝の

眺め楽しみにしていきましたが、その眺める滝見台も

崩れ、工事中で入ることができませんでした。

今回行ってみて、3月の地震で、山のほうも大変だったことがよく

分かりました。

紅葉は、山の中腹辺りが、赤、緑、黄色のコントラストが素晴らしく

とてもきれいでしたが、中腹の途中で車を止めるスペースが

なかったため、紅葉の写真を撮ることができませんでした。

でも、、茶色の岩石が、緑色の水をいっそう際立たせている

2011_1019_142605cimg4315釜の周辺では、その美しさをばっちりカメラに

収めることができました。

そして、標高1758㍍の刈田岳から眺める遠くの

山々の景色も、薄い青や薄墨色の山々が

2011_1019_141748cimg4310 なり合い、その濃淡は、まるで墨絵を

見るようで、しばし、魅入ってしまいました。

3年ぶりに行った宮城蔵王でしたが、何回行っても

あの雄大な眺めは、虜になってしまいます。

11月初旬には、エコーラインも閉鎖されるそうです。

今度は、山野草が咲き乱れる7月ごろ、お釜のある場所から、

標高1840.5㍍の熊野岳まで歩いて見たいとと思っています。

※ 下の写真は刈田岳山頂にある蔵王刈田嶺神社」

2011_1019_144337cimg4324_2

「空から見る日本ふしぎ絶景」(河出書房新社)

  写真集の解説文より

蔵王のお釜と呼ばれている五色沼は、すぐ右側の

五色岳の火口湖である。水面の標高は、1550㍍、湖の周囲は1080㍍も

ある。

強い酸性なので、生物は全くいない。

最大深度は、27㍍だが、驚くのは、その水温だ。水面から、

10㍍までは、摂氏2度で、そこから深くなるごとに水温は上昇していく。

世界でも珍しい特殊双温水槽と言われ、まさに蔵王のお釜なのである。

(10/14のブログでも紹介しました。)

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