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被災地から  18  南三陸町の惨状   

東日本大震災から今日で3か月です。

被災地では、まだ9万人もの方が、避難所生活を余儀なくされているそうです。

2006_0629_182541cimg4091 昨日、息子夫婦が昨年まで住んでいた南三陸町

行ってきました。

私の住んでいる東松島市から、北に50数キロの

距離です。

海の風景がきれいで、新鮮な魚がたくさん食べられる南三陸町。

震災後の南三陸町の様子をテレビでは見ていましたが、その変わり果てた

町の様子に愕然とし、言葉も出ませんでした。

3カ月たった今も、あの日のままのような感じです。

「津波2006_0629_182154cimg4090が来たら、すぐ前にある公立志津川病院の

屋上に上るから大丈夫」といつも息子は

言っていましたが、その4階建の屋上までも

津波は駆け上ったとのことです。

こんなに高い津波が来るなんて、誰も予想していなかったと思います。

入院されていた方々も、亡くなられたそうです。

津波の威力には、ただただ恐れおののくばかりです。

2006_0629_185323cimg4095 道路近くの山のふもとには、津波が来たところまで、

はっきり分かるように、杉の木々が痛々しく枯れて

立っていました。

新緑の美しい季節なのに、、、。

また、がれきの風景の中に、セブンイレブンの移動販売車がぽつんと

さびしそうに停まっていました。

17日に、国会で復興方案が成立する見通しとのこと、現地に

対策本部もおかれるそうですので、やっと一歩前進です。

一日も早く被災者の方々に、復興の手を差し伸べてほしいです。

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