あの大地震の2日前の3月9日、宮城県で三陸沖を震源とする震度5弱を
観測する地震がありました。
それから何回も続く余震に「強い地震がくるのでは」と思った私は、3月10日
そのことをブログに書き、下書きフォルダに入れておきました。
その日はいつもブログ休刊日にしている木曜日だったので、3月11日分として
書いておきました。
震災のあった日、私は前から予定していたパークゴルフに朝8時30分、
地震が来るなんて想像だにせず、心躍らせて出かけました。
午後も友達と2周ほどまわって2時30分ごろゴルフ場を後にし、車を
運転して帰る途中、人家が密集している電柱のたくさんある通りに
差し掛かった瞬間でした。左輪が道路の穴に落ちたのではと思うほどの
音と傾きに何が起きたのか、とっさに判断できませんでした。
そして、土中に深く埋まっているはずの電柱が、あんなに揺れるとは、、、。
私は、一瞬、「この電柱が倒れてきて死ぬかも」と思ったほどです。
そこは、海からか10㌔以上離れている農村地帯です。
カーラジオは「大津波がきます。直ちに避難してください。」と絶叫に近い
声でアナウンスしていました。
私は、海から3㌔ほど離れている自宅に向かって車を走らせましたが、
近所では地震の強さだけが話題になり、みんな「大津波がきてもここまでは
来ないだろう」と思っていたようです。
でも、あとで津波は自宅の500㍍手前まで迫っていたと聞き、ぞっとしました。
「1978年の宮城県沖地震」、「2003年の宮城県北部地震」、「2008年の岩手、
宮城内陸地震」の時も。その数日前から地震が何回もきてから、
「ドカン」と強い本震が来たので、「今回も危ないのではと」思っったことは
確かです。
「備えあれば憂いなし」 弱い地震でも地震が続いた時は、「本震の前兆」と
心得て、それなりの覚悟をしておいたほうがよいと思います。
そして、怖い怖い津波の襲来があることも、、、。
≪3月11日にアップする予定だった私のブログ≫ 3・10に書く
一昨日、私の住んている宮城県で、三陸沖を震源とする震度5弱を
観測する地震がありました。それから震度1~4の余震がずっと続いて
います。
「天災は忘れたころにやってくる」
まさにこのとおりです。
2年前、震度6強の岩手県南部内陸地震で宮城県県北も大変な
被害に遭いました。
そして、2003年には、震度6強と弱を1日に3回も経験した宮城県
北部地震、思い出すだけで、ぞっとしますが、時間とともに
忘れかけていることも確かです。
私は、この日、地震の時のために物置に準備しておいた「リュックの必需品の
点検とポリタンク2個の水」の交換をしておきました。
今後30年以内に想定される「宮城県沖地震」とは、今回の地震は関係
ないとのことですが、「これが契機となって起こりうるので」はと心配でもあります。
心配が的中しませんように、、、。
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