みやぎ県民大学「自主企画講座」に参加 ④ 高校の米粉プラント
「みやぎ県民大学自主企画講座」4つ目の講話は、石巻市内の
県立高校の先生のお話でした。
この高校は、もともと農業科と普通科のある高校でしたが、4月からは、
校名が変わり、学科も「総合学科」として新しくスタートした学校です。
この学校で、今年、「米粉製粉機を導入した」というお話を聴きました。
実習田を持っているので、ここで収穫した米を使っていろいろな米粉製品作りに
挑戦していくのだそうです。
私も、パンやケーキ、ピザ生地に「米粉」を使用したことがありますが、
値段が、まだまだ高価なので、そうは作っていません。
東北で2軒目というこのプラント、地域の人たちにも活用できるということなので、
とても楽しみです。
200メッシュで、10㌔の米が1時間ほどで米粉になるのだそうです。
この講話で、製粉方法にも色々あるということを知りました。
1 胴搗き製粉・・・石臼や杵でたたくシンプルな方法
2 ロール粉砕
3 ピンミル粉砕…ドリル式で砕く。
4 .気流粉砕・・・気流を動かして、粉砕する。
微細に粉砕される。
この学校では、気流式粉砕機を使用するとのことでした。
その理由は、
1、ほとんどの乾燥素材に使用できる。
2、熱による原材料の劣化が少ない。
3、製粉粘度の変更が簡単。
4、構造がシンプルで、維持費が安い。
5、機体がコンパクト。
6、少量製粉が出来る。
気流式で、製粉した米粉は、生地の伸びやふくらみがいいのだそうです。
「地産地消」や「米の自給率を高める」うえからも、こういう製粉機が近くに
あるということはいいことですね。
私もぜひ、利用させてもらって、いろいろな米粉の料理に挑戦したいと
思っています。
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