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「もったいない」の精神

2010_0708_084523cimg0487 近所の88歳になる方が、体調を崩されたので、ほうろうの鍋に

「お粥」を持っていって差し上げたら、

鍋にがついてもどってきました。

いつもは惣菜など、プラスチックのパックに入れて

持っていくのですが、温かいお粥を届けたいと思ったので、

小鍋に入れて、ラップをして持っていきました。

この鍋は、もともと蓋がなくそのまま食卓に置いて「食器として

使える鍋」です。

私は、鍋を焦がしてしまったりすると、蓋もそのまま捨ててしまいますが、

この方は、もったいないと蓋だけきれいに磨いて、とっておくんだそうです。

「役に立って良かった」と、とても喜ばれていました。

体調が悪いのに、「この鍋に合う蓋を」と、一生懸命捜されたのだと

思います。サイズもぴったりです。

私は、そのお気持ちがとてもうれしく、大切に使おうと思いました。

今度は、この鍋にこの蓋をして、「温かい汁もの」でも届けたいと思います。

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