トリノ・エジプト展鑑賞
トリノ・エジプト展を宮城県美術館で鑑賞してきました。
冬季オリンピックが開催されたイタリアのトリノ。
そこにあるトリノ・エジプト博物館からの出品です。
ここには、世界屈指のエジプトコレクションが数多くあるのだそうです。
カイロ博物館にあるツタンカーメンの黄金マスクが、1965年
上野国立博物館で、公開されましたが、私は、その「黄金のマスク」を
見ることはできなかったので、今回の公開を
大変楽しみにしていました。
今回は、初めて館外出品されたという
「アメン神とツタンカーメン王の像」
(入場券の写真、左、アメン神、右、ツタンカーメン)をはじめとして、
大型彫像やミイラ、彩色木棺、死者の書、パピルス文書、
ステラ(石碑)など、選りすぐりの名品、約120点を日本で
初公開したのだそうです。
3000年以上を経ても、今なお完全な形で残っているのには、本当に
びっくりするやら、感心するやら、時間のたつのも忘れて見入って
しまいました。
古代エジプトでは、ミイラは「死後再生、復興する」という思想があり、
遺体をミイラとして保存していたのだそうです。
実際、布でぐるぐる巻かれていたミイラも、ガラスケースに
展示されていました。
また、このミイラを入れた、素晴らしい彫刻と彩色された木棺も
たくさん展示されていました。
ツタンカーメン王については、短い生涯(死亡推定年齢19才)だった
ということを知り、ツタンカーメン像を特別な思いで見てきました。
エジプトのカイロ博物館には、「ツタンカーメン」の部屋があり、
あの黄金マスクも展示されているとのこと、「行ってみたい」と
いう気持ちがより強くなりました。
このトリノ・エジプト展を鑑賞して、古代エジプトについて今まで
知らなかったたくさんの事を知ることができ、大変勉強になりました。
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