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宮城県東松島市「赤井遺跡見学」

宮城県東松島市赤井には、奈良時代の当地方の都の跡が発見され、

発掘調査する都度、一般公開されて2009_1109_103337dsc05596 います。

この赤井遺跡は、私の住んでいるところから、

車で10分ぐらいの場所なのですが、私は、まだ一度も

見学したことはありませんでした。

調査は、今回で第41次もの調査になっています。

先日、「石巻かほく新聞」で、今度は珍しい倉庫群の跡地が見つかり、

一般公開されることを知り、2009_1107_033813cimg3551見学してきました。

新聞によると、赤井遺跡は東西1.7㌔、南北1㌔

もあり、今回は、地表から80㎝ほど掘り下げた所に

1.5㍍の高さに設計した高床式の倉庫とみられる

建物跡が.みつかったのだそうです。

(写真のテープが張ってある場所)

2009_1107_033755cimg3550らに、建物が、9棟以上、竪穴住居については、3棟を確認。塀の跡や

土師器や須恵器といった陶器も多数出土した

そうです。

これら出土した土器には、当時の関東地方の

人々の技法で作られたものがあり、

関東地方から移住してきた人々が暮らしていた可能性があるそうです。

遺跡を見下ろす高台に立つと、1300年も前に思いを馳せ、感慨

深いものがありました。

これまでも2009_1107_040832cimg3559、遺跡を発掘しては公開していましたが、

調査が済むと、個人の所有地なので、また

埋め戻して返還したのだそうです。

写真のキャベツ畑も遺跡の跡地だったそうです。

これからも、さらに西側に発掘していくとのことです。

また、こ2009_1107_040941cimg3562の遺跡から、数キロ離れた西側の山には、役人たちの

矢本横穴墓群も発見されています。

この横穴からも、土器や装身具も数多く発見

されているそうです。

今回、初めて遺跡や展示品を見学して、あらためて、自分の住んで

いるところのルーツを知り、素晴らしい歴史のある町に住んでいる

ことを、実感させられました。

また機会があったら、ぜひ見学したいと思います。

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