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「草木染め織展」見学

教え子が、草木染め染め織展をしていると聞き、行ってきました。

2009_0906_023911cimg3175 桜、胡桃、アワダチ草、山桃、枇杷、クサギ

梅、椿、桑、うつぎ、シャリンバイ、ナンテン、

コバイシ、野葡萄などという草木で、生糸を

一本一本染めて織るのだそうです。

作品には、その作品に使った草木の種類が書かかれてあったので、

その草木の色がよくわかりました。

染めた植物から、およそ想像もできない様な色もあり、糸や布に

色を定着させる媒染剤を変えることでも、色の変化を

楽しめるそうです。

2009_0906_023925cimg3177 これらで染めた糸を何色か組み合わせ、

自然で、上品な色に仕上がったマフラー、

テーブルセンター、のれんなどの大作に、

すっかり魅了されて帰ってきました。

それにしても、染める草木を探すところから始めるこの草木染めは、

かなりの時間と労力を費やす「織物」だということがわかりました。

帰ってきてから、初めて聞いた草木をインターネットで調べてみました。

くさぎ・・・臭木の意味。葉をもむと独特の臭い。

     花も果実も花の終わった後の萼もきれい

     藍以外に、青を発色することができる数少ない

     植物。実を摘んで煮出す。

シャリンバイ・・・車輪梅。白い花をつけ、実は紫色。

          生垣に利用される。

コバイシ・・・ヌルデのこと。また、ヌルデに発生した虫えいを

         乾燥させたもの。黒色の染料に用いる。

         多量のタンニンを含んでおり、お歯黒にも

         使われていた。ウルシの仲間なので容易に

         触れるとかぶれる危険性がある。

         (ヌルデ・・・ うるし科の落葉高木)

「コバイシ」については、インターネットで見つけられなかったので、

Yahooの「知恵袋」というコーナーに質問して教えてもらいました。

おかげで、「コバイシ」について知ることができました。

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