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施設の母に ⑪ つるし雛を届ける

2009_0403_040531cimg2606 2009_0403_094037dsc04707 昨日、施設の寝たきりの母のもとに、

私の作ったつるし雛を持っていき、

飾ってあげました。

つるし雛をもっていくとき、そのまま

たたんでいくと、ひもどうしが絡まって

しまうので、障子紙を半分に折って

作った袋に、ひもを一本ずついれていきました。

これを折りたたんでもっていったので、

スムーズにつるし雛を出して飾ることが、

できました。これは、我ながら、good ideaでした。

今90歳になる母は、80歳過ぎまで手芸をしていたので、興味深く

見たのではと思います。ベッドに起こしてあげると、目を大きくあけ、

びっくりしたように、一つ一つ上から下へと目で追って見ていました。

しゃべられない母の、精一杯の気持ちを表わしているように

思いました。

つるし雛を飾って華やいだ感じになった部屋を見て、私まで

嬉しくなってしまいました。

母が施設に入るまで生活していた宮城県涌谷町では、

これから一か月ほど、「つるし雛祭り」が行われます。

このつるし雛を何回も見ている母は、きっと懐かしく

思い出していることと思います。

このまま、しばらく飾っててあげたいと思います。

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