私の母は、まもなく90歳、今、施設でお世話になっています。
パーキンソン病で、昨年あたりから全くしゃべることが出来なくなりました。
厚紙に書いた50音表の指差しや筆談でなんとなく言おうとしたことは
伝わってきましたが、最近は手にも力が入らなくなり、これらも無理に
なりました。
何かを言っているようにも思いますが、最近は声さえでて来なくなってきました。
パソコンのキーボードで指タッチさせようとしましたが、初めて触るパソコンに、
すっかり緊張してしまい、固まってしまってだめでした。
電気屋さんで聞いたり、介護保険のカタログで調べたりしましたが、
母のように高齢者が使う器具を探すことはできませんでした。
そこで、単語が表示されただけでも言いたいことは分かると思い、先日、
通販で広辞苑の電子辞書を購入してみました。
字の配列がパソコンと違って
50音に並べてあり、ひらがな
だけの印字なので、字が
さがしやすく、
コンパクトなので
(縦11.5㌢、縦7.5㌢)、
構えることなく打つことが
できるのではと思ったからです。
でも、ボタンが小さいので、指がなかなか思った所に触れられず、無理でした。
これは、母には無理でしたが、ボタンをタッチすることができれば、話すことが
できなくなった人とも、意思を通わせることができると思います。
電子辞書の新しい使い方かも?
母のような人のために、B5判ぐらいの大きさで、意思だけを伝えられる
器具(単語や1文程度打てる)でキーのボタンが大きいものがあればと
思います。
複雑な機能のついた器具が作られている現代ですから、これはそう難しい
ことではないと思いますが、、。
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