« 良い友、悪い友とは?  徒然草から | トップページ | 鞘付き枝豆入り味噌汁 »

日本初の産金地

122_9 私の生まれ育ったた宮城県

涌谷町に、天平時代

取れていたという場所があります。

その[金]は遠く離れた奈良の

東大寺の大仏を作る時に

使用されたといわれています。

涌谷町HPより

天平21年(A.D.749)、陸奥国守の百済王敬福は小田郡より

金が産出したことを報告、900両(約12.5kg)の金を献上しました。

聖武天皇はこれを「国始まって以来はじめての産金」と大いに喜び、

国家事業であった東大寺大仏の造営を完成へと導きました。

天平産金にともなって出された聖武天皇の 詔書に感激した万葉の歌人

大伴家持は、万葉集の中に歌を残しました。

万葉集に読み込まれ120_7地名のなかでも最北・最東となる万葉歌です。

日本で初めて産金された

その場所は、天平ろまん館

命名され、その当時の資料や

砂金 取り体験施設があり、

東大寺の軒瓦や砂金採りの

道具なども展示されています。

日本で初めて、しかも、あの東大寺の大仏に使うほどたくさんの

金が採掘されたとこが、わがふるさとにあったこと、大変誇りに思います。

なお詳しくは宮城県涌谷町のホームページに載っています。

大伴家持が詠んだ歌

   「すめろぎの  御代栄むと東なる

                 みちのくの   山のくがね花咲く」

|

« 良い友、悪い友とは?  徒然草から | トップページ | 鞘付き枝豆入り味噌汁 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。