施設の母に ⑤ ー思い出を届けるー
施設にいる母に、布で作った「イカの一夜干し」(7/15のブログで紹介)を
母の思い出の浴衣地で作って行きました。
今は亡き父、そして、母、私たち子供が着ていた浴衣。これら全部母が縫って
くれたものでした。
作りました。
89歳になる母は、筋肉がかたくなる病気で、しゃべることが
出来ませんが、認知はしっかりしています。
持っていったイカ一匹一匹を手にとって懐かしそうに見ていました。そして、
手を胸の前であわせ、「ありがとう」 の意を伝えてくれました。
きっと思い出しているんだと思います。
顔に喜怒哀楽の表情は出せませんが、喜んでいるであろう母の姿を
見るのが、今は何よりうれしいです。
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