たけのこの種類
先日、福島県の主人の実家を訪ねたとき、阿武隈川沿いから
採ってきたという、たけのこをごちそうになりました。
私の住んでいる所では見られない、珍しい種類のたけのこです。
生える、ひめたけよりは太くて、孟宗竹の形に似ているんです。
それでいてアクはなく、皮を剥いてそのまますぐ料理出来る
とのことです。
とにかく、川縁にある親竹は、川の水に何度も浸かっているので、
みんな横倒しになっているんだそうです。その間から採るのは
とても大変だったとのことでしたが、たけのこ大好きな私は、身欠きにしんと
一緒に煮たたけのこの煮物を、美味しく頂いてきました。
煮物の中に入った身欠きニシンが、またいい味を出し、たけのこと
よく合っていました。
私も頂いてきたたけのこで、まねしてみようと思います。
家に帰ってきてから、このたけのこについて食材事典で調べてみました。
たけのこの種類
孟宗竹
太くてやわらかく、香りも良い。2月下旬、九州に出始め、5月下旬
北限の東北南部に達する。中国から移植された。
真竹
日本に古くからあった竹。たけのこが出てくるのは、一番遅く、
7月頃。やや苦みが強い。
淡竹(はちく)
九州、関西近辺に多い。皮の色は赤紫で、先端が淡い緑色の
美しいたけのこ。アクが少なく、味は淡泊。5月が旬。
根曲がり竹
山陰、東北、北海道で人気。小型で細い。アクが少なくきめ細かい
歯触りで、美味。旬は6月。
寒山竹(かんざんちく)
大名竹とも呼ばれ、西南日本に広く分布。7、8月頃出回る。
タケノコの成長は猛烈に早く、1日で1m以上も伸びることがある。
名前の由来も一旬(10日)で成長しきってしまうところからきてる。
竹の寿命は百年以上で、何十年に一回、花を付けるというのは
有名。タケノコが多く出るのは3~5年目。
調べてみて淡竹や寒山竹もあるということを知りました。
私が福島の実家でごちそうになったのは、根曲がり竹だったんですね。
また、今まで考えたこともなかったたけのこの名前の由来についても
知りました。
どんなことでも知らなかったことがわかった時って、すごくうれしいですね。
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コメント
初めまして。
真竹を栃木県の方からいいただいたのですが、真竹の知識がなく検索していて、ここを訪問してみました。
ついでに、私もガーゼのハンカチをこうして使っていますよ。子育ての忙しい時に、ふとひらめいたのです。とっても便利ですよね。
いろいろ勉強になりました。ありがとうございました。
(私もココログブログですぅ)
投稿: sasayan | 2008年6月20日 (金) 05時46分