「天災は忘れた頃にやってくる」
この言葉通り大地震はまた、ここ宮城の地を襲ってきました。
昨日の朝8時43分ごろ、岩手県南部内陸を震源とする最大震度6強、
マグニチュード7、2の大地震が、、、。
私の住んでいる東松島市は震度4とのことですが、それでもその揺れは
かなり激しく、改めて地震の怖さを実感しました。と同時に2003年に
体験した震度6強の宮城県北部地震の恐怖が生々しくよみがえって
きました。
昨日は、終日震源地付近の被害をテレビで映していましたが、被害の
大きかった地域の方々のご心痛は、大変なものだったと思います。
心からお見舞い申し上げます。
あの崖崩れを起こした道路や土砂で倒壊してしまった場所は
私も何回も通ったり行ったりしている場所です。
今回も栗駒方面に山菜を採りながら、遊びに行ってこようと思っていた
矢先でした。
私たちは、いつ何どき、どういう状況下で被災するか、全く予想できない
ことをあらためて思い知り、恐ろしくなりました。
近いうちに宮城県沖地震が来るとも言われていたので、一瞬「それかも」
と思いましたが、そうではないとのことです。
2003年の宮城県北部地震のあと、地震に関してそれなりの準備は
していましたが、時間と共に薄れかけていたのも事実です。
昨年は6回にわたり「大地震に備えて」という記事をブログに
書きましたが、まさかこんなにはやく大地震がやってくるとは
思いませんでした。でも、国が出している確率からいっても「まさか」ではなく、
「地震は必ずくる」と思っていなければならないんですよね。
私は、2003年のあの大地震の体験を生かして、今回の地震のあと、
余震に備えて、停電もありうるので、まずご飯をたくさん炊き、
小分けにして冷凍することから始めました。
やかんや鍋、ポリタンクにも水をくみ置きしました。
それから水洗トイレなどに使えるので、バスタブをきれいに洗って、
水をいっぱいに張りました。
さしあたってマッチ、乾電池、ろうそく、懐中電燈、当座の食料の
確認をし、忘れがちな携帯電話の充電器も防災袋に入れました。
その時思ったのですが、携帯電話の充電器を普段から防災袋に入れて
おけるよう、二つそろえておくと、安心かなと思いました。
また、しばらくしていなかったトイレの水タンクも掃除をし、万が一
水がでないときでも、飲める状態にしておきました。
昨年のブログにもあげましたが、このトイレタンクのことは
テレビから学んだことです。
① 飲み水と食料は3日分用意する。
高層マンションは1週間分以上備蓄しておく。
② 一日に必要な水は一人1㍑
③ トイレタンクの水は常に流れているので新鮮。
飲み水にできる。
・ 日頃からタンクの上では手を洗わない。
・ 月に一回はタンクの中の水垢をとる。
・ タンクの水を使うときは、水を流す取っ手を
ガムテープで留めて、水をながせないようにする。
ということです。
近々震度6弱ぐらいの余震があるかもしれないということですし、
宮城県沖地震が来るかもしれないということなので、これを契機に
しっかり心して準備をしておきたいと思います。
昔の人は、「地震、雷、火事、親父」と怖い物の順序を言っていましたが、
文明の進んだ現代であっても、地震は人間の力ではどうすることも出来ず、
やっぱり一番怖いですね。
航空基地のある私の町から、今日も自衛隊のヘリコプターが何度も栗駒山の
方へ飛んでいきました。一秒でもはやく行方不明の方々が助け出されるよう、
願っています。
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