施設の母に② 春の香り
先日粘土で作ったふきのとうと土筆を施設の母の部屋に
飾ってあげました。
それは視覚としては春を感じてくれたようですが、本物の
感じさせたくて、小さな鉢に入れて飾ってあげました。
病院などには「根をつけた鉢は置かない」と
いわれています。土にもふれさせたかったので、
根は切って水をたっぷり含んだ土にさして、
持っていきました。(母は病院が併設になっている施設なので)
これでも3、4日は、小さな春景色と香りが楽しめると思います。
タンポポも植えてみましたが、すぐにぐったりしてしまうので、
植えませんでした。
母に春の香りを嗅がせてやると、しゃべれない母は、「指で○印」を
作ってくれました。
90年近く自然いっぱいの中で生活していたのですから、
母にとって、これは最高の贈り物だったと思っています。
100円ショップで見つけた可愛い瀬戸の鉢も、気に入ってくれました。
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