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講演に参加して 2 昭和15年代の仙台の餅のいろいろ

「伊達政宗と伊達衆のもてなし」と「城下町仙台の江戸期の

年末年始の行事」についての講演を聞いたとき、昭和15年ごろ

食べられていた仙台のの紹介がありました。

  あづき餅  くるみ餅  なます餅  胡麻餅  納豆餅  

  生姜餅

  豆粉餅   豆腐餅  五郎兵衛餅(納豆 大根, ねぎ ゆず)

  雑煮餅(はぜ 大根 牛蒡 凍み豆腐 せり みつば かまぼこ 

  はらこ)

  豆打餅  牛蒡葉餅  粉餅  根粉(こごな)餅(わらびの根 くず餅 )

  海老餅    などだそうです。

雑煮には、今でも宮城県で雑煮の具に、はぜ使っているところが多く、

年末になるとスーパーや魚屋には必ず並びます。

焼いて干したはぜは、いい出汁がでて、おいしい雑煮の素に

なりますが、これが昔から食べられていたということがわかりました。

豆腐餅や牛蒡葉餅は聞いたことも見たこともありませんが、

今も食べている方がいらっしゃるかもしれません。

どのようなものか、食べてみたいものです。

私は五郎兵衛餅と似た、納豆にねぎを入れた餅は食べますが、

大根(大根おろしだと思います。)と柚の入った餅は食べた

ことがないので、柚の季節が終わらないうちに、ぜひこの

五郎兵衛餅を作ってみたいと思っています。

当時の人達はごちそうとして、いろいろな餅を作って楽しんで

いたんですね。

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