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講演に参加して 3 現代に伝わる伊達な料理を味わう

1552 講演のあと、現代につながる伊達な料理を味わうことが

できました。味わったのは写真のお品書きの料理です。

          料理はバイキング形式でした。

          1548 たぬき汁

  もどき料理。こんにゃくをごま油でちりちりになるまで

  炒りつけて豆腐、ニンニク、ごぼう、大根、せりなどの野菜を

            いれた味噌仕立ての汁です。

1546  色付かき

  牡蛎をゆがいて、たまりづけで色づけし、くずをかけて

            こしょうを入れたのだそうです。

1545_2  はんへん四角

  材料写真の通りです。

         

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 にんじん和物

  材料は写真の通りです。

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 鰤つけ鱠(なます)

  出世魚の鰤を使っているのだそうです。

            鰤の刺身といった感じです。

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鰤にこの煎酒酢をかけて食べます。1637                    

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 この魚はサワラです。みそ、鰹節、酒、酢、みりんで

  のばしたものをつけて食べます。

 1635         春の七草粥 

  米1に対して水7のお粥だそうです。

         

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 水和え

   材料は写真の通りです。

1524_2  すゞ子

   すじこを1か月ぐらい酒粕に漬けたのを笹の葉で

              包んでいます。

1526  香の物

    みそを酒でのばし、みりんを入れた床に大根を

              1か月ぐらいつけたものです。

1528 菓子

塩竃といわれるお菓子ときな粉飴です。

出典は、橘川房常、享保18年(1733)成立の料理集と濱田氏

年中行事(文久年間ー1861年ー)記録からとっているそうです。

料理を作ってくださった方は、古典料理研究家の佐藤敬三氏です。

どの料理も素材は今も私達が食べているものばかりでしたが

味付けが薄味で、いろいろと考えた味付けになっていると思いました。

この日は大変貴重なごちそうをいただき、私にとって忘れられない日と

なりました。

私もまねできるものは、いつか作ってみたいと思っています

          

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