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忘れられない香茸ごはん

今まさにキノコの季節、八百屋さんやスーパーの店先には

いろんな種類のキノコが並んでいます。

その中で私にとって忘れられないキノコとなったものがあります。

それは香茸というキノコです。

それまで見たこともなかった香茸を送ってくれたのが、私の従姉妹

でした。しかし、その従姉妹が10月24日、56歳の若さで

黄泉の国へと旅立ってしまいました。

調理師の免許を持つ彼女は、いつも料理を作ってみんなに

振る舞ってくれました。

私は4月、初めて炊いた香茸ごはんの事をブログに載せました。

167_2 その時は、キノコをふやかした真っ黒い水を何回も

捨てて炊いてしまいました。(写真上)が、彼女は

黒いキノコの汁こそが香りを出すのだと教えて

くれました。

9月の半ば、黒い汁を使って998_2 炊いた真っ黒い香茸ごはん(写真下)を

持って、入院している彼女を見舞いました。

彼女は香茸ご飯の入った容器のふたをあけ、色と病室に

広がった香りで、すぐ合格サインの○印を指で出してくれました。

あのときの彼女の姿を忘れることが出来ません。

ついこの前までお元気だったのに、本当に残念で残念で仕方が

ありません。

もっともっといろいろ教えてもらいたかったです。

先日もこの香茸ごはんを仏前に供え、冥福を祈ってきたところ

です。

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