巾 着 ? ( 大正初期の作品 1 )
私の祖母は明治の生まれです。その祖母が女学校時代に
縫ったとされる作品の何点かが、実家で木の箱に入れられて
保存されていました。
時代で言えば、大正初期の作品のようです。手書きした型紙も
だいぶ入っていました。100年近くはたっていることになります。
祖母は私の母が6歳のころ、20代の若さで亡くなったとのことで
私は全然知りませんが、その残してくれた作品から、古の祖母の
今日はそのうちの一つ「巾着」を紹介します。
[巾着}と呼ぶのかどうかは、わかりませんが、、、。
母の話によると袴をはいたとき、腰のところにつけた「お飾り」では
なかったのかということです。
帯地にするような堅めの生地で、ひもの結び方も
しっかりしています。
中に入っているものはと、興味津々取り出してみたら、
もみ殻でした。これはこれでまた100年も前の稲なんだと、
深く感動してしまいました。全然風化もせずに形もきちんと
したまま残っていました。
大切に保存したいと思います。
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コメント
ころころした形がかわいいお飾りですね。
結びの部分は真の封じ結びでしょうか。
投稿: どんぐり | 2009年8月 1日 (土) 21時38分