刺し子(天国のお母さんとおそろいです)
今年の春浅き2月、東京に住む私の従姉妹は、闘病5年、48歳という
若さで天国へ旅だって逝きました。
ご主人と20歳と24歳の娘を遺して、、、。彼女はどんなに無念だったこと
でしょう。
彼女が今年のお正月に帰省した時、「また会いましょう」と握手した
あの手のぬくもりが、未だに忘れられません。本当に残念です。
最後のお別れの日、急いで作った刺し子の巾着袋を、私は彼女の
手にしっかりと結んであげました。きっとあちらで使ってくれていると
思います。
「天国のお母さんとおそろいだよ。」 先日、生地も糸の色も
模様も天国のお母さんとすっかり同じにしたポーチを二人の娘に
プレゼントしました。
まだまだ母の愛情が必要な二人の娘たちです。
悲しみから少しずつ立ち直りつつある二人に、これからも
遠くからエールを送りたいと思います。
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